カロリー神話の嘘
カロリーを制限しても脂肪は燃えない。
カロリーは1リットルの水の温度を1℃上げるために必要なエネルギーが1kaclです。食品のカロリーの測り方は、いくつかありますが、簡単でわかり易い方法で説明すると、密閉容器に食品サンプルを入れ容器の周囲を水で囲い、サンプルを燃やします。この時の周囲の水の温度の上昇した温度がカロリーです。
人間の代謝活動は複雑で容器の中で食品を燃やすのとは訳が違います。
確かにカロリーを制限すれば体重は減りますが、脂肪は減りません。それどころか筋肉を燃やしてしまうので、逆に太りやすい体質になってしまいます。
私も以前1日500kcalに抑えたダイエットで2ヶ月ほどで10キロ以上減量したことがありますが、やめた途端、アッと言う間にリバウンドしてしまいダイエット前より体重が増えてしまいました。
こういうダイエットを繰り返しているうちにどんどん体重が増えて行きます。筋肉が減ったことによる基礎代謝の低下がリバウンドに拍車をかけるためです。
また、タンパク質不足により、体が疲れやすくなったり、肌荒れを起こしたりします。
ダイエットの基本はまずタンパク質をしっかりと摂取して筋肉量が落ちないようにすることが大切です。